こんにちは、近藤です。
本日もよろしくお願いいたします。
先週に引き続き、パリからの更新です。
今回の更新で、4回の長きにわたってお付き合いいただきました、
「パリの休日日記」も最終回となります。
ということで、本日はこれまでにご紹介できずにいたことなども
一部交えながら書き進めようと思います。
さて、この一週間はといいますと、ちょうど先週の日曜あたりはまだ
暑かったのですが、それから日ごとに最高気温も下がり、今日はとう
とう最高気温19度という少し肌寒く感じるくらいにまで下がりました。
現在夜の1時過ぎですが、ただ今の気温は10度です。
それでは、そんな気候のパリともあと数日でお別れだと思いながらの
日々の出来事を綴っていきたいと思います。
「FAUCHON」
フォション。日本でも昔から紅茶は有名ですね。お中元やお歳暮などで頂く
ことがあるかと思います。僕などはずっとフォーションと言ってましたが、
最近はフォションと言うみたいです。
ところで、ここの紅茶にアップルティーがあるのですが、(金色の四角い
カンの容器に入っていて、茶葉がとても細かいのが特徴です。お中元など
でフォーションといえばだいたいこのアップルティーのセットですね^^)
はじめてこのアップルティーを淹れて飲んだときの第一印象は、皆一様に
「苦い・・」だと思います。
通常の紅茶の入れ方のままこのアップルティーを淹れると、どうしても濃く
なるか、苦くなるのですが、できるだけ苦味を出さない方法として、茶漉し
に軽くティースプーン一杯の茶葉を入れ、そこに直接お湯(沸騰する手前)
を注ぎますと、苦味が軽減されて美味しくいただけると思います。
そんな雑学はさておきまして、パリはマドレーヌにあるフォションのサロン
・ド・テでランチを頂きました。
店内の様子。
とてもアヴァンギャルドでモダンなインテリアに目を瞠ります。
このサロンには、ランチ時にはお得な「本日のセット」メニューがあり、
グラスワインかミネラルウォーター、前菜、メインで23ユーロです。
もちろんアラカルトもありますが、セットはかなりお得になっていました。
やはりここもエシレバターです。
前菜。ガスパッチョ。程よい酸味と野菜の甘みが爽やかです。
メイン。魚のグリル。照り焼き風味のソースと、下にはライスのつけ合わせ
で少し和風な雰囲気で美味しかったです。
さて、ここまでがランチセットですが、やはり食後のデザートは外せません。
ということで、紅茶(アップルではありませんよ^^)とミルフィーユ。
ここのミルフィーユですが、ラデュレにくらべて甘さも若干控えめであっさり
としてる感じです。
日本のミルフィーユに近いといえば分かりやすいでしょうか。
ところで、このケーキと紅茶が、なんとほぼランチと同じ値段でした。という
ことを会計のときに初めて気づきました^^
良く、お酒を飲むひとは食事代と同じくらいの金額がお酒にもかかると言いますが、
デザート好きも油断できませんね(笑)。
次に紹介しますのは、「マリアージュ」
ここも大変人気のある紅茶のお店で、サロンを併設しています。
店内の様子。
ここはフォションとは対照的な、トラディショナルな空間で落ち着きます。
この日のマリアージュでは、少し遅めのブランチをいただきました。
マフィンとスコーン、メインは鶏のグリルです。
紅茶も5杯くらいありそうな量のポットサービスです。
そしてデザートはチーズケーキと桃のシャーベット。
まだ紅茶の量にも余裕があります^^
マリアージュは、以前は大阪にもサロンがあったのですが、残念ながら
現在はありません。
また大阪にも再出店してくらたら嬉しいのですが。。
ところ変わって、プランタンデパートです。
ここの最上階にあるレストランの天井には、大変美しいステンドグラス
が張り巡らされていて、お気に入りのひとつです。
なかなか全体を上手く撮れず、一部の写真です。。
このレストランで、アンジェリーナのケーキメニューを発見しました。
アンジェリーナといえばモンブランのケーキが有名ですが、チュイルリー
公園近くの本店はいつも混んでいますし、ここは結構穴場かも知れませんね。
ということで、さっそくアンジェリーナのモンブランを注文しました。
お皿までアンジェリーナのを使用しています。もちろん本店でいただく
のと同じモンブランを、ゆったりと並ばずに美味しくいただきました^^
本店に行く時間がない場合などに、手軽にアンジェリーナを味わうことの
できるので覚えておいて損はないですね。
さて、本日の最後に紹介しますのは、サンミッシェルにあるレコードと古本の
お店「ブルニエ」です。
ここは夜遅くまで開いているので、晩御飯のあとの散歩がてらに良く立ち寄り
ます。
入り口付近の様子。
夜遅いので、皆厚着ですね。
店内の様子。
ここの7インチコーナーは、とても安いけどほぼジャンル分けされてなく、
ひたすら見ていきます。
ここのお店のナイロン袋はとても可愛らしくて、昔はよく取っておいてたの
ですが、そういえば今どこにいったのでしょう?!
あと一軒、すぐ近くに「シリーメロディー」というレコード屋さんもあり、
どちらかというと、試聴機のあるシリーメロディーのほうに良く通っていた
のですが、写真が見当たりませんので悪しからず。。
それでは、今日はこの辺で。
パリ日記といいながら、ほぼ食べある記になっているブログにお付き合い
くださいまして、ありがとうございました。
Merci, Au revoir!