相変わらず寒いですね。
最近ユニクロの耳あてが手放せない専務です。
ちなみにヒョウ柄の耳あてを使用しています。
さて、モロッコのマラケシュを満喫し、1月3日はいよいよパリに移動。
パリを満喫するために前もって「ことりっぷ」などを購入。
行きたいお店をチェックし、旅行のテンションも最高潮。
フライトが朝の9時頃なので、二時間前の7時には空港に到着しなければいけません。
眠い目をこすりながら6時前に起床。ホテルを6時半にチェックアウト。予定通りです。
ホテルでタクシーを呼んでもらい、空港までの料金を確認。
専「すいません。空港まで行くのでタクシーを呼んで下さい。ところで料金はいくらですか?」
ホ「150DHです。」
150DH? おーい、やっぱり行きのタクシー高すぎやん!!
ホテルで頼むと大概高いのに、それより高いって!!!!!まあ、500円くらいええけど。
さて、空港に7時に到着。
何の問題もなくチェックイン完了。
出発ロビーでモロッコ菓子とミントティーを愉しんでいました。
しかし、出発時間になっても機内には案内されません。
しばらくすると、機材トラブルの為出発が3時間ほど遅れるとの放送が。
あー、パリでの滞在時間がただでさえ短いのに!こんな時に限って!!
まあ格安航空のeasyJetなので我慢することに。
何となく乗る予定の飛行機を見ました。
あれ、エンジンの形がおかしくないか?
エ、エンジンのフタ?が開いてる!!!
大、大丈夫なの?????
これ、飛んでもいいの?
あのさー、エンジンの下に水たまりみたいなのがあるんですけど!?
漏れてる???
と、いう訳で3時間後の12時になっても結局飛ばず。
しばらくするとeasyJetの係員がやってきて詳しい説明をしてくれました。
フランス語で。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。あのー、全然わからないんですけど。
結局いつ飛ぶのかもわからず、途方に暮れるだけ。
もうこんな時は、周りの乗客の動きを見て同じように行動するしかありません。
しばらくすると、乗客全員がぞろぞろとエレベーターに乗り始めたのです。
慌てて僕もエレベーターに乗り込みます。
あれ、もしかしたら今から飛ぶのかな。
と、思った僕が馬鹿でした。なぜか、預けたはずのスーツケースが返却されたのです。
そして乗客はスーツケースを持って空港の外へ。
?????もうパニックです。
あれ、ここから飛行機に乗るんですか?
どう見てもバスなんですけど。
バスに荷物を積み始める乗客達。
あのー、どこに行くんですか?と、聞きたいが言葉の壁に完全にぶち当たった僕。
この人も同じトラブルに巻き込まれた乗客。
みんな微妙な笑顔を浮かべるしかありません。あのー、顔が怖いんですけど。
謎のバスツアーの始まりです。
さて、バスは何もなかったかのように出発し、マラケシュの街に向けて走り出しました。
すると、バスの運転手から待ちに待った説明がされるのでした!!!!
フランス語で。
もう助けて下さい。せめて英語でお願いします。
そうか!フランス語でも必死に耳を傾けて聞いたらわかるかも!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
無理。
バスは知らない道をどんどん進んでいきます。
道路標識を見ていた僕はあることに気がついたのです。
あれ、このバス、カサブランカに向かってるのかも。
そうか!カサブランカ空港にバスで行ってから他の飛行機に乗るんだ。
あー、助かった。
と、思った僕がやっぱり馬鹿でした。
あ、あれ?おいおい、バスが止まったぞ。
え?何なの、ホテル?
こんな感じでわけのかからないまま、チェックインさせられたのです。
ホテルの人に飛行機がいつ飛ぶのか聞いても、わかりませんと言われるだけ。
こんなに落ち着かない気分でチェックインしたことは未だかつてありません。
不安なまま約6時間が経過した夜10時半、ホテルから貴重な情報が伝えられたのです。
「明日、朝の5時半に集合して下さい。」
は、早い。でも、喜んで起きます。だって、飛行機に乗れるんでしょ?
微妙に眠れないまま朝の4時くらいからソワソワ。
そして5時半にお迎えのバスが!
朝9時。
あー、助かった。これで日本に帰れる。
飛行機の入口は僕と同じような気持ちの人々でごったがえすのでした。
一言いいですか?
easyJetは
今後一切使わんぞ!!
結局パリ市内に出る暇はなく、シャルルドゴール空港でマカロンを食べて我慢したのでした。
モロッコ日記 おわり。